グレードレースで若手の期待枠ともいえる初日1R1番車には、08年の平塚グランプリの覇者で、04年アテネ五輪でチームスプリント銀メダルの実績がある井上昌己(40=長崎)が入った。

メンバー表を見るなり「気持ちがブルーになってきた。ゆっくり時間を過ごしたかったのに、まさかの1Rとは」と絶句した。それでも「熊本の上田(尭弥)君が強いと聞いているので、初連係だけど頑張ります」と気持ちを切り替えた。圧倒的に格上の井上が、貫禄を見せつけるか注目だ。