久米詩の正しい腕立て伏せ！２パターンを紹介します

＜エール!!　KEIRIN　コロナに負けない!!＞

不要不急の外出を控えて1カ月以上が経過して、体もなまっている頃だと思います。そんな方のために川崎競輪出走中のガールズケイリン116期の久米詩（20＝静岡）が、正しい腕立て伏せをアドバイスしてくれました。【取材・構成＝中野公博】

誰もが1度はやったことがある腕立て伏せ。だからこそ、正しいやり方でなければ効果がありません。やりやすい膝つきと、膝をつかないパターンの2種類を教えてくれました。

久米　どちらも体がなるべく一直線になるようにして、肘を曲げます。腕と体の隙間を変えることによって、鍛える場所が変わってきます。脇を広げる角度によっても効果のある場所が変わります。閉じると三頭筋寄りに効きます。

（1）腕立て伏せの姿勢をつくる。手は肩幅くらい

（2）体がなるべく一直線になるように肘を曲げ、胸が床につくくらいまで下ろす

（3）肘を伸ばし体を持ち上げる

久米　フォームが崩れないスピードで、私は12回×3セットしています。顔と床の間にテニスボールや物を置いて、あごでタッチするなど工夫すると、いい目標になります。普段運動をしていない方は、まず膝つきで挑戦してください。

この運動は、時間も場所もあまり取らずにできます。ただ、正しいやり方でないと効果は薄れるので注意が必要です。鍛えたいところを意識してやることが大切です。

久米　4月西武園で予定されていたフレッシュクイーンが中止になって1つ目標がなくなりましたが、1戦1戦のレースで優勝を目指していきます。今の状況で、精神的にきつい部分もあると思うんですけど、今できることをやっていって、みんなで頑張りましょう！