日本競輪選手養成所の卒業式が24日、静岡・伊豆市の同所で行われ、男子117期70人、118期(ガールズ9期)21人が、プロへの道を歩み出した。

山口拳矢候補生(24=岐阜)は、本紙評論家のヤマコウこと山口幸二氏の次男。前日に行われた卒業記念レースでは、予選で前前の競走で2連勝し、レースセンスの高さを見せた。決勝もまくりの後ろにスイッチするなど器用さを見せたが、惜しくも4着。「最後は足がなかったです。デビューしてから頑張る」と決意を口にした。

候補生らは25日に選手として登録され、5月から新人同士の対決となるルーキーシリーズ2020でデビューする。