誘導員早期追い抜きで3カ月のあっせん停止になっていた房州輝也(33=福島)が、復帰初戦の予選2Rで6番手からまくり上げて2着に届いた。

「もっと早く仕掛けたかったけど失格のトラウマがあった。実戦から離れてレース勘も戻っていないし、怖さと不安の中でやっとまくれた感じ」と、自分の中では課題だらけの内容だったようだ。それでも「後ろの人には悪かったけど、まずはホッとした」と安堵(あんど)の表情。「これでまた頑張れると思う」と、新たな気持ちで奮起を誓った。