小林莉子(26=東京)が逃げる吉岡詩織の3番手から直線で外を強襲して、昨年6月に続いて当バンク連続優勝を飾った。

レースは最終ホームで仕掛けた吉岡に太田美穂、小林が続く展開。小林は「予定通り最終3角の入り口から踏んだ。吉岡さんとあまり走ったことがなく、どれだけ(吉岡が)粘るのか分からなかった」。それでも、最近、自力を多用している効果で最後はグイッと伸び切った。

この優勝で7月ガールズケイリンフェスティバル(いわき平)出場も近づいた。「今年はし烈な争いになると思うから、1つでも勝っておかないと」。選考期間は昨年11月から今年4月まで。この後、鎖骨に入っているプレート除去手術を受けるが、期間内の残る3つのあっせんも全て出走するつもりだ。