予選3Rの小佐野文秀(44=山梨)は、勝負どころでインコースに包まれて5着入線し、ぶぜんとした表情で引き揚げてきた。

ところが長い審議の後、2着入線の赤井学と3着入線の重一徳が、そろって失格。小佐野は繰り上がりで3着となったが「素直には喜べない」と自重気味。

しかし、5R終了後に準決行きが確定すると「足には余裕しかなかった。(準決に)上がれると思っていました」と、喜びを爆発させた。