予1を4着スタートだった中村由香里(39=東京)が予2・6Rで2着をキープして、無事に決勝進出を決めた。

正攻法から先行する宮地寧々マークの中村は、佐藤水菜がまくるとすかさず切り替え、佐藤に続いてゴール。「初日に失敗しているから、2走目は集中して走った」と中村は安堵(あんど)の表情で振り返った。

ここ豊橋は、昨年12月に久しぶりの優勝を飾った験のいいバンクだ。「そのときよりも、今回の方が強いメンバー」と中村。そこをしのいだということは、自身も状態がいい証拠だ。決勝も自力ぞろいだが「動ける人が多い方がやりやすい」と、豊橋連続Vを視野に奮闘は続く。