JKA笹部会長「苦渋の決断、ご理解を」

静岡市は24日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、静岡競輪で5月5日から6日間の日程で行う予定だったG1日本選手権(ダービー)の開催を中止すると発表した。田辺信宏市長が定例会見で明らかにした。

笹部俊雄JKA会長のコメント

歴史と格式を誇る第74回日本選手権競輪が中止になることは誠に残念ではありますが、これまで開催に向けて準備にご尽力されたにもかかわらず、新型コロナウイルス感染拡大防止のため静岡市が下した苦渋の決断であり、やむを得ない事と存じます。

開催を楽しみにされていたお客様と争覇に向き合う参加選手に対しましては、多大なるご迷惑をおかけしますことに、なにとぞご理解を賜りますようお願いいたします。

競輪は地方財政への寄与ならびに社会貢献など公益性の高い事業を通し、長きにわたりお客様に愛されてきました。

日本選手権競輪の中止は、競輪界にとって大きな痛手を被る事態となりましたが、無観客開催を引き続き実施していくため、関係者一丸となって新型コロナウイルス感染拡大防止に最善の努力を払ってまいりますので、ご理解ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。