【ROOKIES】寺崎浩平は高松FIIでA級1、2班戦をデビュー


 菊池岳仁とともにチャレンジをストレートの3場所で卒業した寺崎浩平(写真)の“早期卒業第2章”A級1、2班戦のスタートが、2月27日からの高松FIIで切られる。小泉俊也、小島雅章、吉川誠、鈴木良太、白井一機、伊藤稔真、北川紋部、蓮井祐輝、福島栄一、辰己豊とS級からの降級選手が10人と実力者がそろったシリーズだ。同型のライバルになりそうなのは、伊藤、田頭寛之、三浦翔大、そして115期の後藤悠あたりだろう。とくに前期のS級でもコンスタントに白星を挙げている伊藤との対戦は、興味深い。
 「養成所での訓練も基本的には9車だったんで問題はないと思います。ただ、(流れが)チャレンジとは違うと思うのでセオリーを(先輩方に)聞いて、自分の持ち味を生かしたい。正直、この先も負けられないと思ってます」
 養成所での競走訓練では抜群の勝率を叩き出していた寺崎に、9車立ての立ち回りに不安はないだろう。当然のことながら寺崎のトップスピードが、A級1、2班戦で引けを取ることはないだけに、力を出し切ることが結果につながる最優先ポイントになるだろう。