地元の新人原田亮太(23=千葉)が124日ぶりに実戦に復帰する。昨年11月玉野で誘導員早期追い抜きにより失格。出走停止となった4カ月間は「他にすることがなかった」と言うように猛練習に明け暮れ、師匠の中村浩士や根田空史、岩本俊介などと「松戸バンク、街道、低酸素室の3本軸」で鍛え抜いてきた。

加えて、宇都宮に出向いて、選手養成所で同期同部屋だった坂井洋(S級2班)ともがくなど、大幅にパワーアップしてのリスタートとなる。「ここまで長かった。でも(ダッシュ力、持久力など)すべての面で上がっていると思うし、しっかりと自分のやりたい競走をしたい」と復帰即1勝に自信をのぞかせた。