SNSに奇才!鷲田幸司のツイッターが業界で評判に

新型コロナの影響で開催が激減してから、SNS上で積極的にファンサービスを行う選手が増えている。4月に入ると、彗星(すいせい)のごとく奇才が現れた。

4月にツイッターを開設した鷲田幸司(34=福井)は、まず手始めに川口聖二の特徴とエピソードを「選手紹介<1>」としてツイート。これが、すぐさま大きな反響を呼んだ。本人の許可をもらい、原文を掲載させてもらう。

鷲田幸司のツイッターが業界で評判だ(左は川口聖二)
鷲田幸司のツイッターが業界で評判だ(左は川口聖二)

選手紹介<1>

川口聖二(岐阜)103期 26歳

・戦法 先行

・脚質 地脚

・性格 最高

オーソドックスな自力タイプでどこからでも攻められる柔軟な動きも◎

・しゃべる体力100

・練習体力2

夜遅くまでしゃべってて、寝てた先輩が起き「お前遅くまで元気だな」と皮肉を言うと「あざーす!」と答える強心臓も武器。

仲の良さが分かるエピソードと、独自の視点による遠慮のない選手分析は、記者では絶対に書けない代物だ。その後はハイペースで書き進め、わずか2週間で30人を取り上げた。

「参加予定だったG3平塚が中止になり、空いた時間に面白半分で始めたんです。続くF1四日市も中止になり、反響があり過ぎたこともあって引くに引けなくなりました」。

人懐っこいキャラクターと巧みな話術に引き込まれる選手は多い。近畿の重鎮・村上義弘や、吉田敏洋、田中誠といった他地区の怖い先輩も臆さずに取り上げられるのは、彼の人柄がなせる業だ。

「こういう事態になって、ネガティブな話も多い。1人ぐらい僕みたいなバカがおってもいいでしょう」。

ファーストシーズンを終えて、現在は充電中とのこと。「また20人程度、書きためたところで、再開させます」と語った。セカンドシーズンが今から待ち遠しい。【松井律】