予1・7Rの石井寛子(34=東京)は、感触を確かめるように最終2角3番手からまくった。

逃げた中嶋里美をゴール手前できっちりとらえて快勝。「岩崎(ゆみこ)さんがいい勢いで来たので、踏み合うよりは余力を残すために3番手まで下げました」と、レースを完全に掌握していた。

前走の前橋が中止になり、ここは3週間ぶりの実戦。それでも「ガールズグランプリの前などは、これぐらい空くのが普通。違和感なく走れました」と、これまでの経験が不安を打ち消してしまった。

予2・7Rも順当に押し切るだろう。