【ROOKIES】菊池岳仁が2月21日にA級1、2班戦デビュー


 寺崎浩平、菊池岳仁(写真)、早期卒業制度でデビューした117期の2人は、ともにチャレンジを3場所連続の完全V。土がつくことなくA級2班への特班を果たした。注目のA級1、2班戦、菊池のデビュー場所が決まった。地元地区の2月21日からの前橋FIIでS級への特進となるスタートを切る。
 菊池とタッグを組むのは地元の恩田淳平だ。前期はS級でもコンスタントに連対を重ね、まくりも兼備した実力者。菊池にとっては心強いが、もちろん差される可能性がないわけではない。ただ、チャレンジと比較しても、ラインの競輪の傾向が強い9車立てにおいて、番手の仕事に定評がある恩田の存在は大きい。他地区の機動型では中野雄喜、鶴良生、115期の伊藤颯馬らが、ライバルになりそうだ。A級1、2班でもV経験のある伊藤や前期S級の中野には注意が必要だろう。ただ、同期と同配分がない菊池にとっては、師匠の等々力久就とのセットは、競走に集中できる環境づくりというポイントにおいて心強い。師匠の支えを受けながら、3日間、圧巻のパフォーマンスを見せてくれることだろう。