『全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪』 スーパープロピストレーサー賞共同インタビュー

5月31日(日) 12R(発走予定16時30分)
浅井康太(三重・90期)
浅井康太選手
 (初日は柴崎淳の番手回り)淳も自分のタイミングで行ってというところで、最終的に3コーナー清水(裕友)君ひとりだったので、追いかけさせたんですけど、自分のタイミングであとは直線抜け出しましたね。淳君が頑張ってたので、最終的にゴールまで残し切ろうと思ったんですけど、自分でタイミングを見て着を取りにいきました。(感じは)もうちょっと上がってもいいかなっていうところなんですけど、ボチボチですね。(自転車に関しては)特に前回(宇都宮記念)からセッティングも変えてないし、チェーンも磨いてないんで、今からきれいにチェーンだけ掃除しようかなというところです。(SPR賞は)自分は(坂口晃輔の)前で頑張ります。(1番車なので)いい位置をまず取って、スタートから勝負かなという風には感じてます。
清水裕友(山口・105期)
清水裕友選手
 (3月ウィナーズカップから2カ月ぶりのレースだが)走ってみたら、意外とレース勘的には問題なかったですね。特にレース勘が鈍っているっていうことはなかったと思います。(練習で乗り込んだ新車の感触は)良かったんですかね? あとからレースの映像見たら良かったですね。走ってるときはそこまで違和感なかったんで、いいのか悪いのかっていうのもそこまで分からなかったですね。自転車もシューズもとりあえずは今日(初日)のでいきます。(初日のレースは前受けから)後ろから押さえても結局、同じような形になるので、それなら脚を使わずにってとこでしたね。けっこう(渡邉)雄太が駆ける形かなと思ったら、後ろ2つのライン来たので、ちょっとそこは焦りました。一本棒になったらキツかったですね。今日(初日)は展開に恵まれただけです。(仕掛けた手ごたえは)いつもどおりです。 (SPR賞で松浦悠士との前後は)一応、「自分が前やらせてください」という風にはお願いしました。(すぐに了解を得た?)そうですね、はい。(豊橋は2月にGI初優勝のバンクで)走ってて気持ち良かったですね。(SPR賞は)自分が先頭でワンツーできるような走りをします。
平原康多(埼玉・87期)
平原康多選手
 (宇都宮記念準決勝の落車から間がないが)やっぱり左の手首がまだ、正直かなり痛くて、今日(初日)のスタート取りもすごいもう正直痛かったんですけど、吉田拓矢君のカマシに離れることなく付いていけたのは最低限のラインかなと思います。(思った以上に走れた感じ?)うーん、どうなんですかね。人の後ろだったんで、前をかばったりとかバック踏んだりとか、そういうのもあったんで、何とも言えないですね。判断しづらいですよね。自分のデキは良くないのは分かってるんですけど、最低限のラインの上か下かは微妙で分からない感じです。(河端朋之のまくりが)1車なのは分かったので、タイミング良く拓矢が追ってくれればいいなと思って、その後ろはちょっと行かせないようにしようとは思ったんですけど。(2月全日本選抜では準優勝だったが、SPR賞では優勝?)乗れたので、そのつもりではいます。自力で戦います。
坂口晃輔(三重・95期)
坂口晃輔選手
 (中部一人で単騎だった初日は)先手取るラインは松井(宏佑)君が行くかなと思ったんで、あの位置(松井、諸橋愛の後ろ)で様子見ました。(最終ホームから小松崎大地と併走になったが)合ってしまったんで、落ち着いて対処しなあかんなと思って、体格差で負けるかなと思ったんですけど、何とかしのげて良かったです。(そのあと松浦悠士に)行かれたけど、やっぱり諸橋さんがそこをすかさず(小倉竜二を)さばきに行ったのが見えたので、まだチャンスあるなっていう、そこで何とかもう1回立て直せたので3着に来れたと思います。久々の競輪競走やったんで、すごい疲れたんですけど、ここに向けてしっかり練習できたのが要所要所しのげた結果かなと思います。(SPR賞は)浅井さんの番手でしっかり頑張りたいと思います。
諸橋愛(新潟・79期)
諸橋愛選手
 (3月ウィナーズカップ以来のレースだが)今日(初日)の1戦に関しては感覚的に戻るというレースではなかったので、難しかったですね。感覚的に戻したかというと、ちょっと難しかったかなと思います。明日(SPR賞)に関しては(平原)康多の後ろで感覚戻せるかなっていう風に考えますね。いつもの感覚で付き切れば戻ってるかなとか、そういう感じで明日挑みたいかなと思います。(初日は松井宏佑の後ろ)ちょっと若干、ペースに入れるのが早かったので、もう少し正直遅い展開だと十分、自分も仕事できるチャンスがあるかなと思ったんですけど、(松浦悠士のまくりが)ちょっとスピードが違いすぎちゃって難しかったですね。何かアクション起こせるかというと、難しい感じでした。(SPR賞は平原)康多の番手に行きたいと思います。
菅田壱道(宮城・91期)
菅田壱道選手
 (初日は単騎だったが)想定してたとおりの前々に攻める気持ちでいました。とりあえず後ろから押さえてもらって、3番手からどうしようかなって感じで。(関東ラインに)スイッチまでは良かったんですけど、しっかり自分のタイミングで車間を空けて2コーナーでまくれれば100点だったと思うんですけど、その前に河端(朋之)さんが来てしまったので、かぶったところが反省点かなと思います。(前回の5月川Fから新車だが)川崎の初日でセッティングを微調整して、2日目以降は同じで走ってます。(6、7年前には豊橋を練習の拠点としていたが)当時、金子(貴志)さんがグランプリを獲って、深谷(知広)もすごい強くて、一番強い2人がいるところで練習しようかなっていうところで、同期の倉野(隆太郎)さんとかもいましたし、そこを頼って冬季移動しました。ダラダラ2年いましたね。豊橋のみなさんにはお世話になったので思い入れはあります。(SPR賞は)また単騎なんですけど、しっかり今日(初日)みたいに前々に攻めて優勝狙っていきたいです。チャンスがあるかぎりは外踏みたいですね。
松浦悠士(広島・98期)
松浦悠士選手
 (5月宇都宮記念はイメージどおり走れなかったと言っていたが)広島に帰って練習のときに、自分の感覚と誤差があったので、それを埋める作業をしてるときに、自分が思ったよりもいいのかもしれない、強くなってるかもしれないっていう感じがちょっとあったんで、そういうのを計る意味でもしっかり今日(初日)は動こうと思ってました。(中団を取れたことが勝因?)まあ中団を取れたこともそうですけど、自分が思ったとおりのレースになったので、それが一番かなと思います。(仕上りは)自分の競輪人生のなかで今日(初日)が一番良かったです。感触は一番良かったです。(SPR賞は)清水君の番手で頑張ります。(前後は)どっちでも良かったっていう感じなんですけど、清水君が自力でやりたいって言ったので、じゃあ(自分が)番手でっていう感じで、はい。
木暮安由(群馬・92期)
木暮安由選手
 (初日は単騎だったが)今日(初日)はもう動くラインの後ろから出たとこ勝負で決めました。(道中は中部コンビの後ろ)良く考えたらやっぱり浅井(康太)君の調子がいいので、浅井君の後ろはチャンスがあるかなと思ったので。(状態は)いいと思います。(好調持続?)はい。(SPR賞は)関東3番手を回ります。
村上博幸(京都・86期)
村上博幸選手
 (武雄記念から配分が空いたが)GI(5月静岡ダービーの中止)は武雄GIIIのときに聞いたんで、あれでしたけど、函館記念(の中止)は練習中に聞いたんで、ちょっとモチベーション保つのが、ここ1カ月大変でしたけど、はい。(ブランクがあって)ちょっと、やっぱりレースのなかで脚力は練習してたんでしんどいとかなかったですけど、目がついていってないなとかそういうのは感じました。(最後、踏んだ感じは)ちょっと4着がいっぱいいっぱいかなと思ったんですけど、3着入れたんで。(思ったより伸びてる?)そうですね、はい。(SPR賞は)単騎で戦いたいと思います。