【ROOKIES】5月のルーキーシリーズが楽しみな候補生

町田 太我(広島)候補生


 先の伊東FIIシリーズで菊池岳仁に土がついたものの、昨年12月に早期卒業制度で日本競輪選手養成所を卒業した寺崎浩平と菊池のポテンシャルは疑いようがない。寺崎、菊池だけなく、5月のデビューが待ち遠しい若い力が、静岡県伊豆市の日本競輪選手養成所でトレーニングに打ち込んでいる。そのなかでも記録会で史上初めてとなる3回連続ゴールデンキャップを獲得した町田太我候補生(写真)は、寺崎、菊池に引けを取らないポテンシャルを秘めている。
 「(早期卒業した寺崎と菊池は)刺激になっている。菊池とはすごく仲が良かったし、記録会でも高め合った仲なんで。ただ、自分が卒業したら、(寺崎、菊池を)追い抜いて、勝つっていうのを決めている。師匠の吉本哲郎さんをすごく尊敬している。松浦悠士さん、清水裕友さんが地元の地区にいて、自分もそのなかに入ってやれるようになりたい」
 輪界をリードしている中国地区のS級S班2人の背中を追いかける町田の名前は、覚えておいて損はないだろう。