【ROOKIES】菊池岳仁がナイター開催の京王閣に登場


 デビュー場所の前回、岐阜FIIで圧巻の逃げ切り3連勝を遂げた菊池岳仁(写真)が、中4日で今度は1月27日からの地元、関東地区の京王閣FIIシリーズに参戦する。
 「(前回の決勝は浅見隼に)合わされても、コーナーを抜けたらイケると思ってた。手応えもあるし、レースの流れを見ながら確実に勝てるように」
 寺崎浩平とともに制度初となる早期卒業を昨年12月に果たした。およそ70人の同期は、いまも日本競輪選手養成所で3月の卒業に向けて切磋琢磨している。
 「展示訓練とかみんながやっているころに、(寺崎と)自分がデビューした。まだ練習とかでの波があるけど、そのなかで全体的なもの(自分の力)は上がっている。ただ、レースがヘタクソ。誘導を押さえに行くタイミングとかそういうのをもっと修正できたらと思ってます」
 ナショナルチームに所属し、伊豆をトレーニング拠点としている菊池にとっては、チームメイトからのアドバイスが糧となっている。
 「高橋晋也さん、新山(響平)さんとかに教えてもらったりしてます。養成所を出てからそんなに時間もたってないんで、(前日までのナショナルチームのトレーニングをして競走の前検日を迎えるのは)ストレスにはなってないです」
 疲れ知らずの19歳。まずは初日予選5レース、危なげなく逃げ切って連勝街道を突き進む。