【ROOKIES】1月16日にいよいよ待望のデビュー


 昨年12月25日に卒業証書の授与が行われた寺崎浩平(写真)と菊池岳仁。早期卒業を果たしてからまだ1カ月もたたないが、早くもプロデビューの時を迎えようとしている。記録会でゴールデンキャップを獲得し、日本競輪選手養成所が定めた厳しい基準をクリアした2人だけに、能力的なものは誰もが太鼓判を押す。デビュー勝ちの期待はもちろん、どこまで連勝を伸ばすことができるのか、興味は尽きない。
 1月16日和歌山FIIで寺崎が、菊池よりも先にデビューする。今シリーズ、寺崎以外の優勝候補は、谷和也、北野佑汰、阿部架惟都。実力者の奥平充男もいるが、115期の谷、北野、阿部との勝負とみる。とくに谷は昨年12月佐世保でのレインボーカップチャレンジファイナルにも出場。8着に敗れ特班を逃したが、3場所連続の特班にも王手をかけチャレンジでは力上位の存在だ。寺崎と同地区だが、連係はしない可能性が高い。卓越した競走センスを持っている寺崎が、チャレンジ屈指の機動力を有する谷にどう立ち向かうか注目したい。


情報提供:日刊プロスポーツ新聞社
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