【ROOKIES】寺崎浩平、菊池岳仁ともに負け知らず


 1月16日に和歌山FIIでデビューを果たした寺崎浩平(写真)、そして寺崎に遅れることわずか3日、菊池岳仁(写真)が岐阜FIIで117期早期卒業生としてプロの道を踏み出した。
 和歌山では3連勝を飾った寺崎だったが、「前回は内容が良くなかった」と、反省を口にした。それでもプレッシャーに押しつぶされることなく、ナイターシリーズの奈良FIIで完全V。
 「400バンクよりも感触がいい。自分の持ち味であるトップスピードを生かす競走ができている」と、初日予選、準決の走りを振り返っていた。
 対する菊池は岐阜で逃げ切りの3連勝。課題を見つけながらも、圧巻のパフォーマンスで質の違う走りを見せた。そして続く京王閣FIIでも他の6選手を置き去りにする先行策で完全Vを遂げた。
 「(決勝は)警戒されていたけど、自分の力を出し切れば勝てると思った。自信をもって踏みました。決勝は(3日間のなかで)一番脚を使ったけど、自分としてはまだまだイケると思う」
 当然のことながらチャレンジは通過点、まだまだ底を見せない菊池の次回は、2月7日からの宇都宮FII。ノンストップでの特班が濃厚な2人だけに、2月4日からの四日市FIIに出場予定の寺崎を菊池が追いかけて、そろってA級2班にステージを上げよう。