前受けから下げた嵯峨昇喜郎が打鐘からカマして最終ホームではライン3車がきれいに出切る。嵯峨のスピードの前に別線の巻き返しは不発に。番手絶好の成田和也(写真)が鋭く抜け出してオープニングレースを制した。
「(嵯峨が)すかさず行ったので。(ホーム向かい)風があったのでキツいだろうなと思ったけど、嵯峨も何とか3着だったし、かかりも良かったと思う。(1月平の準決勝で嵯峨と一緒に落車)俺もドキドキしたし、これでいいイメージを取り戻して走れれば。1R、1番車で記念のいい流れを作んなくちゃいけないなと思ってたので、これで盛り上がるといいですね」
3着の嵯峨昇喜郎はラインで決まったレースにホッと胸をなでおろす。
「作戦は前か中団で。前ならあんな感じで行こうと思ってた。(レースも)久々なんで。さすがに一発目だし、内容にこだわっていきたいなと思ってた。ラインで決まったのがうれしい。平ではすごく申し訳なかったんで」