【ROOKIES】連勝止まるも菊池岳仁がV奪取


 チャレンジを負けなしで卒業し、特班一発目の前橋FIIでも3連勝を遂げた。A級1、2班のステージもあくまで通過点。18連勝でのS級特進にも期待が高まった菊池岳仁(写真)だったが、直近の伊東FIIの準決でまさかの土がついた。青板のバック過ぎに根藤浩二の上昇を阻み、そのまま突っ張って主導権を渡さない。別線に手も足も出させない内容の濃い走りでラインを上位独占に導いたが、ゴール前で小林圭介に交わされ半車輪差の2着に沈んだ。それでも集中力を欠くことなく、決勝で圧巻の走りを披露。3番手以下を大きくちぎり、小林とのマッチレースに持ち込み、今度はきっちり押し切った。連勝こそストップした菊池だが、デビューから15走連続で最終バックを奪取。S級特進は出直しとなったが、決して評価が下がることのない敗戦には違いない。